ステーション設立にあたって
近年、超高齢化社会を迎え医療費の増大が問題となり、医療費を圧迫している入院費用を抑制しようと、在院日数短縮の動きが積極的に行われるようになってきました。
数年前まで外科医として急性期病院で働いていた時にも、明らかに以前とは異なり正直まだ退院が早いのでないかと思う患者様が沢山おられました。
また逆に入院期間の長い患者さんに対しても、自宅で処置等が継続出来れば早期に退院できるのではないかと思われる患者さんも数多くおられました。
この為、急性期病院からスムーズに退院でき、尚且つ自宅においても十分な治療を提供したいと考え、昨年の7月に平野区にクリニックを開業し同時に訪問看護ステーションも設立させて頂きました。
みらくる訪問看護ステーションは、急性期からの早期退院の方から慢性疾患、癌末期の方などにも幅広い疾患や病態に十分対応できる知識とスキルを持った看護師を育成することで、より多くの患者様に安心して在宅で療養して頂きたいと考えます。
その為、積極的に採血、点滴、その他の病棟で行われるような行為や医療補助をして頂いており、病棟業務で培った技術や知識を鈍らせず、さらに上を目指して日々研鑽してもらっております。